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第2章  実務編 (2)在宅勤務のための機器

Q29 機器の更新
会社では定期的にマシン類を新しいものに更新しています。在宅勤務者の環境も同様に変えた方がいいのでしょうか?

A29

 基本的にはソフト類も含めて会社の機器と同じタイミングで計画的に更新するのがいいでしょう。また現在の環境が勤務者の実施している業務やその後の業務計画に最適なものかどうか随時話し合っていくことも大切です。
 在宅勤務者はともすれば、新しい情報が入りにくいため最適とはいえない機器環境を利用していたり、情報を入手していても購入を請求することに遠慮がちなケースが見受けられます。在宅の機器のチェックはつい見逃してしまいがちですが、仕事の効率化に結びつく大切な配慮といえましょう。

コラム2-32

【事例】 社内の機器と一緒に在宅環境も一斉にバージョンアップ

 E社では、在宅で社内文書を作成している勤務者が何名かいます。それらのマシン環境と会社のマシン環境が食い違うと、ソフトのバージョンが微妙に異なってきて、データのフォーマットが統一されないなどの問題が生じてきます。そこで、在宅勤務者の機器の環境についても一括して会社のシステム課で管理し、社内のシステムのバージョンアップの際に在宅勤務者のマシン等もレベルアップするようにしています。
[E社のヒアリングより]

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