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第2章  実務編 (2)在宅勤務のための機器

Q24 在宅での業務のため設置する適切な機器
在宅勤務のために設置する機器にはどのようなものが必要でしょうか?

A24

 在宅勤務のために設置する機器は、業務により様々ですが、在宅勤務者が担当する業務をすべて在宅で行えるように配慮して設置することが大切です。 
 また、在宅勤務においては会社との連絡がとりやすいよう、職場となる部屋に情報通信機器を設置しておくことが望ましいでしょう。例えば次のようなものです。

  • パソコン
  • モデム
  • FAX
  • 電話

 インターネットやパソコン通信ができる環境にしておけば、双方のコミュニケーションが容易になります。パソコンでの成果物や日報をそのまま電子メールで会社に送ることができますし、社内報などもリアルタイムで勤務者にとどけることができます。また、社内の他の従業員とのコミュニケーションを図るツールにもなります。 
 その他、打ち合わせが頻繁に発生するような業務においては、TV会議などの利用も有効でしょう。

コラム2-28

【事例】 TV会議で打ち合わせ

 プログラマーのWさんは、在宅で福祉機器用のアプリケーションを開発しています。会社との細かいプログラムについてのやりとりはミーティングステーションと呼ばれるTV会議を利用します。開発用のマシンとは別にTV会議専用のマシンとカメラを準備し、ブロードバンド回線で会社とつなぎます。一つの画面を双方で制御可能ですから、作成したプログラムをお互いにながめ、話し合いながら両方で手を加えるという使い方をしており、非常に効率があがっています。
[H社のヒアリングより]

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