合同会社 DMM.com
在宅雇用企業事例
2019年度登録
事業所名 | 合同会社 DMM.com(別ウィンドウで開きます)(法人番号3011001038942) |
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業務内容 |
情報通信業 (インターネットサイトの運営、インターネットを通じた各種サービスの提供) |
従業員数 | 1480名 うち障害者数38名 (平成30年12月時点) |
在宅勤務者数 | 26名 ※障害者 (平成30年12月時点) |
所在地 | 東京都港区六本木三丁目2番1号住友不動産六本木グランドタワー |
氏名/年齢 | 藤原 栄二さん/42歳 |
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在住地 | 石川県小松市 |
障害状況(等級) | 精神障害 |
雇用形態・配属部署 | アルバイト形態・人事総務本部 ビジネスクリエーション部 |
業務内容 | 事務職 ① データ収集、Webパトロール、紙媒体のデジタル化、サイト更新 ② ①の作業の管理 |
勤務日数・時間 | 20日・160時間 |
業務管理 |
成果物と業務日報の提出
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コミュニケーション・社内情報の提供 |
・メール、チャット(業務指示、報連相)
・ビデオ通話、音声通話(打合せ、面談) ・定例ミーティング(月1回、業務のコツや変更点の説明を実施) ・個人面談(管理者、支援員と面談、個人目標の設定、健康状態、社会への要望をヒアリング ・懇親会 |
賃金 | 時給制 |
設置機器 |
デスクトップパソコン、モニタ、Webカメラ
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設置費用 | 機器は全て会社貸与。通信費、電気代は一部会社が負担。 |
在宅雇用を導入した動機・経緯 |
グループ事業の拡大や、労働局による障害者雇用率達成指導を契機に、2015年2月、金沢市内のオフィスに障害者の採用から雇用管理を一貫して行う専門部署を立ちあげ、障害者雇用を大幅に拡大した。当初は倉庫内の軽作業でのみ雇用していたが、PC作業に職域を拡大するとともに、通勤や人間関係に課題がある者でも働けるようにと、在宅勤務制度を導入している。現在の在宅勤務者は北陸三県に拡大している。
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在宅雇用導入にあたっての準備内容 |
データ収集、Webパトロール等在宅で実施可能な職務を創出し、在宅勤務(リモートワーク)に切り替えた。作業の体制として業務別に管理者が付き社内クライアント(発注者)からの発注窓口の役割、在宅勤務者の指導を担う。ただし、複数の管理者からの指示が混乱を招くことがあったので、指示系統はメインの一人にするようルールを変えた。なお、リモートワーカーは自宅が職場となることから、リモートワーカーでも勤務中に自宅で支援機関からの支援を受けられるように、リモートワーカーの就業規則を改正した。
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事業所からのメッセージ |
障害のある方と一緒に働くことによって気付きが得られます。障害があることはデメリットではなく「個性」。誰でもできることとできないことがあり、できないことを互いに補いながら成長すればいいし、それを実現できる場所が会社という組織だと思います。他方で、障害があるからと区別することはなく、全社員に、主体性と経営視点をもってほしいというメッセージを伝えています。
当社ではリモートワーク制度を導入しています。これまでは通勤が難しい、人間関係でストレスを感じるといった方でも、在宅勤務であれば、働く可能性が広がります。 今後は、当社での障害者雇用の拡大も検討していきますが、更に、在宅勤務の導入を検討されている企業があれば、システム構築、雇用管理のノウハウといった観点で、当社もお手伝いさせていただき、障害のある方の雇用創出に繋がればと考えています。 |
在宅勤務者からのメッセージ |
最初は倉庫内での軽作業を担当していましたが、就業場所が変わって通勤が困難になったこと、新しく担当した作業にも馴染めなかったことから、リモートワークに切り替えました。最初の頃は体調が悪くなることもありましたが、現在は特に問題がなく、元気に働いています。在宅勤務ではなく、事業所内での勤務に戻りたいと会社に伝えたところ、一定期間、事業所内の勤務も任せてもらうことができ、自信もつきました。
現在は、仕事ができるだけでも嬉しいと感じています。今後、機会があれば、自身の体験を他の障害がある方に伝えて、少しでも背中を押すことができればと考えています。 ![]() |
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