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事例1

在宅就業実態調査

企業および事業の概要
業務内容 テレビジョン放送
従業員 1,280名
本社所在地 東京都

在宅勤務者の属性、雇用形態
性別 女性
障害 腎臓疾患(移植)1級
在住地 東京都
使用補助具
(車椅子等)
腹膜透析設備
雇用形態 契約社員

1.雇用管理等について

1.在宅勤務の概要、企業としての障害者在宅勤務の考え方(メリット・デメリット)

2002年から在宅勤務を前提とした障害者採用を実施。放送局という公共性の高い業種ということもあり、社会貢献の意味合いからも今後も継続するが、在宅勤務に適した業務がなかなか開発できないのが現状ではある。

2.在宅での業務内容

文字放送での字幕付番組の制作。映像をダウンロードしその音声や台本を利用して字幕を制作する。

3.処遇、勤務実態、業務の進行管理等について

1) 賃金と人事上の処遇 月給制、賞与年2回、通信費等は別途。
2) 勤務実態 原則として月~金。週1回ほど制作した字幕について本社スタッフの指導を受けるために出社。
3) 業務の進行管理   メールによる始業、終業の連絡と週報の提出。電話での業務内容の確認など。
4) 教育訓練・能力開発 業務に必要なスキルについては入社時に本社スタッフが自宅へ出向いて指導。
5) 福利厚生・健康管理 本社社員と同等の福利厚生サービスを受けられる。
6) コミュニケーション/
  社内情報の提供
社内イントラネットが参照できるため情報はそこから得ることができる。忘年会などにも参加。

2.在宅勤務のための就労機器について

1.在宅勤務のために設置している機器(複数)

字幕製作用パソコン、イントラネット接続用パソコン、カラープリンター

2.1.で回答した各機器(通信回線の設置、加入料、使用料等も含む)について

(1)購入、設置等 会社負担
(2)メンテナンスの契約等 会社負担
(3)消耗品等の扱い 必要に応じて会社負担

3.この機器に関する在宅勤務者の考え方、他にどんな機器(あるいは現在使用の機器で別の機種)があれば仕事の効率があがると思うか。

特に問題は無い、回線の速度が上がれば映像のダウンロードの時間が短くなる。

4.企業側の機器設置の考え方と現設置機器の新旧、適性度等

本社の機器類と同じものを入れている。

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