(ここから、本文です。)

事例1

在宅就業実態調査

企業および事業の概要
業務内容 各種ハイリフターの製造
従業員 52名
本社所在地 東京都

在宅勤務者の属性、雇用形態
性別 男性
障害 脊髄損傷1級
在住地 静岡県
使用補助具
(車椅子等)
車椅子
雇用形態 正社員

1.雇用管理等について

1.在宅勤務の概要、企業としての障害者在宅勤務の考え方(メリット・デメリット)

障害を持つ在宅勤務者は当該一名のみ。 昨年傷病により、中途障害者になった。職種は設計であり、役職もリーダーであった。休職後、会社も本人も雇用継続の希望があったが、通勤困難なため在宅勤務とした個人でバリアフリー住宅を新築。障害を持つ人の在宅勤務を今後積極的に取り入れる方針ではない。

2.在宅での業務内容

工場の設計者が作成した図面を修正、CADで作図。工場の設計へ電話によるアドバイス、営業との電話での打ち合わせ。FAX・郵送で図面を送る。

3.処遇、勤務実態、業務の進行管理等について

1) 賃金と人事上の処遇 時給制(休職前は月給制) 休職前はリーダー、現在役職なし。
2) 勤務実態 週休二日制 在宅で8時~17時勤務(休憩12時から一時間)
繁忙時は休日の勤務もある。
3) 業務の進行管理   始業・就業を電話で連絡。業務週報、届書をFAXで送る。至急の用件は随時連絡する。
4) 教育訓練・能力開発 特にないが、新しいソフトを導入した場合、工場の設計者が教育に行く。
5) 福利厚生・健康管理 特別な配慮はしていない。
6) コミュニケーション/
  社内情報の提供
毎日の電話連絡は頻繁である。工場長が二ヶ月位に一度訪問している。(打ち合わせを兼ねて)

2.在宅勤務のための就労機器について

1.在宅勤務のために設置している機器(複数)

パソコン・CAD・プリンタ・電話・コピー(FAX付)

2.1.で回答した各機器(通信回線の設置、加入料、使用料等も含む)について

(1)購入、設置等 会社(買取)、PC・CAD・プリンタの6割は助成金
(2)メンテナンスの契約等 特になし
(3)消耗品等の扱い 会社負担

3.この機器に関する在宅勤務者の考え方、他にどんな機器(あるいは現在使用の機器で別の機種)があれば仕事の効率があがると思うか。

本人に話を聞けず。

4.企業側の機器設置の考え方と現設置機器の新旧、適性度等

現状で十分と考えられる。

アンケートのお願い

皆さまのお役に立てるホームページにしたいと考えていますので、アンケートへのご協力をお願いします。
※アンケートページは、外部サービスとしてユミルリンク株式会社提供のCuenote(R)を使用しております。

アンケートに答える