(ここから、本文です。)

事例4

在宅就業実態調査

企業および事業の概要
業務内容 電気機械器具製造業
従業員 40,118名(2004年6月現在)
本社所在地 東京都

在宅勤務者の属性、雇用形態
性別 男性
障害 下肢2級・上肢6級(ALS罹患)
在住地 東京都
使用補助具
(車椅子等)
車椅子
雇用形態 正規従業員

1.雇用管理等について

1.在宅勤務の概要、企業としての障害者在宅勤務の考え方(メリット・デメリット)

入社後に障害者となった従業員について、同人の業務が在宅においても従前同様に遂行可能な状態であること、また仕事への意欲面・人物の信頼性等を勘案して適用可否を決定する。(在宅勤務を前提とした採用については未だ検討段階)

2.在宅での業務内容

PCを会社ネットワークへ接続し、部材数量の分析および発注をオンラインで行う。

3.処遇、勤務実態、業務の進行管理等について

1) 賃金と人事上の処遇 正規従業員
2) 勤務実態 会社の就業時間帯と同一、一日7時間45分勤務。
3) 業務の進行管理   オンラインで行う業務のため、ネットワーク上で進捗が把握できる。加えて、上長への勤務報告を毎日行うこと、また月1回は出社して業務報告をしている。
4) 教育訓練・能力開発 オンラインでの教育(e-learning)を中心に、必要に応じて実施。
5) 福利厚生・健康管理 企業健保に継続加入、全て他の正規従業員と同様。
6) コミュニケーション/
  社内情報の提供
上長とは毎日コミュニケーションを図ることとしていること、加えて日々のメールと月1回の出社により情報共有を行っている。

2.在宅勤務のための就労機器について

1.在宅勤務のために設置している機器(複数)

PC、社内ネットワーク接続用機器

2.1.で回答した各機器(通信回線の設置、加入料、使用料等も含む)について

(1)購入、設置等 PCは会社から貸与、通信費は実費精算。
(2)メンテナンスの契約等 会社から貸与のため、メンテナンスは会社で実施。
(3)消耗品等の扱い オンライン業務のため特段発生しない。

3.この機器に関する在宅勤務者の考え方、他にどんな機器(あるいは現在使用の機器で別の機種)があれば仕事の効率があがると思うか。

現状では特にない。

4.企業側の機器設置の考え方と現設置機器の新旧、適性度等

社内ネットワークへの接続が必須の業務であり、PCは会社内で通常使用しているものと同様にリニューアルしている。

アンケートのお願い

皆さまのお役に立てるホームページにしたいと考えていますので、アンケートへのご協力をお願いします。
※アンケートページは、外部サービスとしてユミルリンク株式会社提供のCuenote(R)を使用しております。

アンケートに答える