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事例1

在宅就業実態調査

企業および事業の概要
業務内容 電気機械器具製造業(配電盤・制御盤等設計製造)
従業員 47名
本社所在地 兵庫県

在宅勤務者の属性、雇用形態
性別 男性
障害 下肢障害(進行性筋ジス)2級
在住地 兵庫県
使用補助具
(車椅子等)
車椅子
雇用形態 正社員

1.雇用管理等について

1.在宅勤務の概要、企業としての障害者在宅勤務の考え方(メリット・デメリット)

技能・知識があり、通勤が困難な場合(交通の便・障害等のため)は特に出社しなくても、業務の遂行ができれば良いと考えている。しかし実質的には、当社のように受注生産をする企業は、顧客との打合せや仕様資料がどうしても必要なことが多く、実質困難ではある。

2.在宅での業務内容

現在の在宅勤務者は、パソコン従事者で、社内報の原稿作成を中心に、社内業務のパソコン化を進めるためのシステム及びソフトをやらせている。

3.処遇、勤務実態、業務の進行管理等について

1) 賃金と人事上の処遇 原則通常勤務と変わらない。
2) 勤務実態 個人管理にまかせている。
3) 業務の進行管理   毎週月曜日に日報を送信することにより、勤務状況・進捗状況を把握するようにしている。
4) 教育訓練・能力開発 特別に機会を設けては実施していないが、書籍の送付やメールのやり取りで指導・助言を行っている。
5) 福利厚生・健康管理 通勤社員と変わらないが、健康診断のみ本人の主治医にまかせている。
6) コミュニケーション/
  社内情報の提供
社内報作成を担当しているので、社内情報はいち早く提供されており特に問題はないが、コミュニケーションはどうしても悪くなる。月1回程度は管理部門の者が訪問をして相談等にはのっている。

2.在宅勤務のための就労機器について

1.在宅勤務のために設置している機器(複数)

OA機器1式(パソコン・FAX・電話など)

2.1.で回答した各機器(通信回線の設置、加入料、使用料等も含む)について

(1)購入、設置等 50万円 運用費月2万
(2)メンテナンスの契約等 契約は行なっていない(自社担当が出向いている)。
(3)消耗品等の扱い 依頼があれば、送付している。

3.この機器に関する在宅勤務者の考え方、他にどんな機器(あるいは現在使用の機器で別の機種)があれば仕事の効率があがると思うか。

特に必要性は感じていない。

4.企業側の機器設置の考え方と現設置機器の新旧、適性度等

業務遂行に必要な機器は現在のシステムで充分と考える。但しパソコンはかなり古いので更新が必要。

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