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株式会社スタッフサービス・ビジネスサポート

在宅雇用企業事例

平成29年度登録

企業および事業の概要
事業所名 株式会社スタッフサービス・ビジネスサポート (別ウィンドウで開きます)(法人番号8021001014756)
業務内容
スタッフサービスグループの事務処理サービスおよび付帯する支援業務
※令和2年4月1日より在宅就労事業を分割し、株式会社スタッフサービス・クラウドワークとして運営
従業員数 566名(平成29年6月1日現在)
障害者数:520名[うち重度障害者数:321名]
所在地 本社:〒251-0233 神奈川県相模原市中央区鹿沼台1-7-7 トラスト・テック相模原ビル
事業所:東北サポートセンター(宮城県仙台市)、東京サポートセンター(東京都千代田区)、神奈川サポートセンター(神奈川県横浜市)、大阪サポートセンター(大阪府大阪市)、九州サポートセンター(福岡県福岡市)、東北エリア推進課(宮城県仙台市)、関東エリア推進課(埼玉県さいたま市)、近畿エリア推進課(大阪府大阪市)、九州エリア推進課(福岡県福岡市)
在宅勤務者の雇用状況
障害状況(等級) 肢体不自由者:78名、内部障害者:27名 全て重度障害者 (平成29年12月1日現在)
雇用形態・配属部署 契約社員
業務内容 事務補助(パソコンを使用した資料の作成など)
求人サイト情報検索、名刺データチェック、社員台帳入力等
勤務日数・時間 勤務日:週5日(月~金)
勤務時間:9:00~19:00の間で原則6時間のシフト制(週30時間)
※休憩時間は生活介助等に配慮し60分~240分の間で応相談
業務管理
メールを利用し始業・終業の報告、Web会議(1日3回)
コミュニケーション・社内情報の提供
  • 入社オリエンテーション:集合研修(同期入社の顔合わせ)
  • チームミーティング:業務のチーム毎に毎日3回実施
  • フォローアップミーティング(入社半年後、同期入社が集まる研修)
  • ランチミーティング:参加自由 (ランチを取りながら交流)
  • 全体ミーティング:年に一回、実際に集合してメンバーと交流する機会
※上記の外、個人面談や保健師による健康相談を適宜実施  
賃金 時間給制 各種社会保険完備
設置機器
デスクトップPC・モニター(21.5型ワイドモニター)・キーボード・マウス・webカメラ・ヘッドセットは貸与
設置費用 設置機器は全て会社貸与
在宅勤務の状況について
在宅雇用を導入した動機・経緯
株式会社スタッフサービス・ビジネスサポートは、平成12年3月に人材派遣会社スタッフサービスの特例子会社として「ノーマライゼーション」の理念に則り、設立されました。以後、障がい者雇用を進めてきましたが、親会社が担う人材派遣業の傾向として、登録型派遣社員の契約期間長期化や常用型派遣社員の採用の増加が見られるようになると同時に、外部環境としても平成30年法定雇用率の改定、障がい者の採用激化を迎えることになったことから、新しい障がい者雇用の領域へのチャレンジ=通勤困難な重度障がい者への職域開発を行うことにしました。
 平成27年10月に福岡で試行し、平成28年1月に第1期生(8人)を採用しました。その後、大阪、仙台、大宮と拠点を増やしています。現在は、グループ内の仕事を主たる業務として行っていますが、可能性を広げられるのであれば外部からの仕事も受け入れ、在宅就業が障がい者雇用の新たな働き方として確立にすることを目指していきたいと考えています。
在宅雇用導入にあたっての準備内容
既に在宅雇用を取り入れている企業に話を聴きに行った他、実際に社員が在宅就業の体験を行いました。その中で在宅就業導入にあたっての最大の課題は孤独感にあるとの結論にいたりました。その対策として目標としたのは、Web環境上にイキイキ働ける職場を作ることでした。具体的には、入社初日は実際に集合し入社オリエンテーションを実施、その後一ヵ月は本社駐在の専門スタッフによるWeb会議を活用したグループワークを中心とした研修を実施、職場の仲間づくりと仕事に就くリズムづくりを行います。職場の仲間意識が芽生えた後、実務中心の内容に移行します。その他にも各エリアに在宅勤務社員をサポートする拠点を設置し、労務管理、業務サポート、パソコントラブルのサポートに対応しています。特に在宅就労の場合、パソコンにトラブルが生じると(本部や仲間と)繋がっていないことに対するストレスが高くなるので、細心の注意を払っています。
 この他、在宅雇用の対象者はそもそもハローワークに行かない(行けない)方もいらっしゃるので、各エリアに拠点を置くことで全国の障害者就業・生活支援センターなど各支援機関とも連携を取りながら採用活動や定着支援を行っています。
在宅勤務者の声
1人で仕事をしているのですが、同じチームでミーティングがあるので、1人ではない気持ちになれ、私にとっては理想的な働き方だと思っています。
 また、同じチームの仲間もお互い障害のある方なので、普段なかなかできない病気の話など、なんでも話せる仲間がいることを感じることができています。
 最初に求人を見た時は凄く不安でしたが、不安を抱えながらも「この求人を受ける!」と決めた時の自分を今はほめてあげたいと思います。

高塚 彩さん

在宅勤務者の声
通勤就職の場合、自分の体を職場に合わせないといけない面があるので、在宅勤務では体の負担が全然違います。
 皆障害のある方ということで、「今日大丈夫?その仕事私がするので、ペースを落としてもいいよ」等と心配しあえる点も良いと思います。

竹下 伸樹さん

在宅勤務者の声
「コミュニケーションが取れる在宅勤務」という言葉を初めて聴き、他にないことをしている会社だったらチャレンジしたいという気持ちがわきました。
 Web会議システムで皆の顔を見ながら話せるのは、自分のモチベーションに大きく影響していると思います。
 会社側でOA研修をしてくれるのもありがたいですし、生活にメリハリがつき、生活リズムもしっかりと整えられるようになりました。

中尾 健志さん

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